家を建てようと思われたきっかけは?
以前は、大手ハウスメーカーで建てた築20年の家に住んでいましたが、冬には寒く、夏には暑い家だったためリフォームを考えていました。その際参加させて頂いた住宅セミナーで住宅性能のお話を聞いたことで家を建てようと思いました。
タイミング良く条件の良い土地が見つかったこともあり、以前の家を売却して、別々に暮らしていた娘家族と暮らす二世帯住宅を建てることにしました。
▲こだわりの外観はウッディメープルカラーの中に、明るい色で切り替えをつけたツートーンカラーがおしゃれ。
ヤマト住建に決めていただいたポイントは?
ハウスオブザイヤーを受賞されていたことです。
環境に優しい住宅で、断熱性・耐震性に加えた制震性など、住宅性能の高さにも惹かれていました。
地震発生時、以前の家では直接振動が伝わってきましたが、今の家に引っ越してすぐ同規模の地震が発生したのですが「なんだかカタカタと揺れているな」と思うくらいで、以前のように揺れを感じることもありませんでした。制振ダンパーのすごさを実際に体感することができました。
建物 (間取り・仕様等) でこだわられた所はありますか?
[玄関]
当初、リフォーム計画時には土地の広さとの関係もあり、家族が増えることで収納場所を確保することを諦めていましたが、以前よりも広い土地に引っ越し、間取りを工夫することで、玄関の両サイドに収納スペースを確保することができました。ゴルフバッグなど大きな物もそのまま収納することができます。
玄関周りはオシャレな空間にしたかったので、入口正面にある階段手摺にもこだわりました。
▲玄関から2階へと続く階段には、ほどよい重厚感のあるアイアン手すりを採用。
ステンドグラスとレンガ調アクセントクロスのおしゃれな空間がお客様をお出迎え。
[リビング]
1階はあえて廊下をつくらず、リビング横の2室の扉を開けると、一つの大きな空間としても使えるよう設計して頂きました。
▲大きな窓から光が差し込む2階リビングは一家団欒の憩いの場。
壁の一面にはご家族で考えぬいた、鮮やかなブルーのアクセントクロスを採用。
◀リビング横には書斎としてパソコンも使えるユーティリティスペース。
壁にはマグネットクロスを採用し、資料や写真など磁石で簡単に掲示できます。
高天井のシーリングファンの効果でデザイン性だけでなく居住性も向上しました。
▲構造上、大きくしなければならなかったキッチン側の梁は、下がり壁を活かした間接照明に。
[洗面・トイレ]
親子それぞれの世帯が自由に使えるように各階にトイレを設置し、1階の階段下にあるトイレはスムーズな生活動線にするため、配置にもこだわりました。
大きな鏡のある2階の洗面室には、洗濯機の上にも棚を設置することで機能性も向上しました。
[ヒートプラス(遠赤外線フィルム暖房)]
妻が寒がりで、以前の家では冬になるとガスストーブとホットカーペットを使用していました。
新しい家でも、ガス式床暖房の設置を考えていたのですが、日々の光熱費や将来的なメンテナンス費用など、先々のことを考えてヤマト住建さんがヒートプラス(遠赤外線フィルム暖房)をお勧めしてくださいました。
以前は、ストーブなど多くの暖房器具を使っていたこともあり、引っ越し後は電気料金が大幅に削減されました。二世帯合わせて電気料金が5万円ほどかかっていたのですが、今年は真冬のピーク時でも約半分になりました。
▲リビングだけでなくキッチンの床にも設置したヒートプラス床暖房。
寒い日の朝も、暖かいキッチンで快適に食事の支度ができます。
ホットカーペットの暖かさに慣れていたため、使い始めはあまり暖かくないのかなと感じましたが、使い続けるうちに、じんわり暖かい感触がとても心地よく、手放せなくなりました。
空気も乾燥せず、ホットカーペットのようにダニの心配もないので、小さなお子様がいるご家庭には特にお勧めしたいです。小学生の孫達は、床に寝転がって遊んでいます。
[外壁]
他とは違った色にしたかったので、温かみのあるウッディメープルカラーに。玄関周りの明るい色をアクセントにしました。
家づくりで困ったことはありますか?
特にありませんでした。
住み心地はいかがですか?
全体的に想定通りの快適な居住空間を実現することができました。以前の家では、冬に暖房をつけていても膝掛けが必要なほど室内が寒く、就寝時にも掛け布団を二重にしていましたが、この家に引っ越してからは一枚の掛け布団で眠れるようになりました。
暖房器具をたくさん利用していた以前の家に比べ、電気代も大幅に削減されました。
当初、築20年の家から住み替えることはもったいないような気がしていたのですが、住んでみると圧倒的に良かったです。住み替えて本当に良かったです。
これから家を建てられる方にアドバイスをお願いします
屋根の大きさやバルコニーの広さなど、図面では想像しづらい場所の実際の大きさ(広さ)を事前にチェックしておくべきだったと思います。
玄関軒先の屋根が想像していたよりも小さかったり、洋服箪笥など、家具の大きさ次第では希望する部屋に搬入不可になることもあり、事前に間取りや家具の大きさ等しっかり確認しておくと良いと思います。