おうちのメンテナンス方法
床材・腰壁材・天井材
床/ 腰壁/ 天井パイン材において、汚れた時はしぼった雑巾でふき取ってください。
インク、コーヒーなどの ひどい汚れについてはご相談ください。日常のワックスがけは、米ぬかを薄めて磨いてください。
また、木の調湿効果を最大限に活かすため 無塗装とさせていただいておりますので、たぶんに伸縮し、隙間やせり上がりが発生することもあります。ストッキングなど薄手の着衣はお気をつけください。色合い・節目などは輸入建材・無垢材のためご容赦ください。
窓建具・ドア建具
外部建具は外に面しているため汚れが激しく、この汚れを長期間掃除しないでいると表面についた汚れがシミや腐食の原因になりますので、表面の汚れが少ないうちに掃除してください。
サッシの建て付けが悪くなったら、下部の戸車を上下に調整することで修正することができます。
室内建具の調整については、メーカーにより多少異なりますのでご相談ください。
暖房
気密性の高いお家ですので、開放型燃焼器具による暖房は換気に十二分に気をつけてください。
また、飽和状態による結露が発生する場合もあります。速やかに水滴をお拭き取りください。
生活の上で
水槽・植物等の水分にて結露発生する場合もあります。十分お気をつけてください。
室内は無垢材使用の為、湿度が比較的低い状態になることがあります。
四季のメンテナンス
1月
空気の乾燥する季節です。火災にそなえ、消火器の使い方を確認しましょう。
部屋の空気がこもりがちなので、換気に心がけましょう。
2月
暖房による結露に注意してください。
水道管が凍結しないよう点検しましょう。
3月
冬季に痛んだ箇所の点検を行ってください。暖房器具のお手入れをしましょう。
春一番の吹く季節なので、家の中に吹き込んだホコリをこまめに掃除してください。
4月
4~7月はシロアリの活動時期なので、羽蟻を見つけたらシロアリか普通の蟻か確認しましょう。
シロアリやそれによる被害を見つけたら、被害の大小を問わず、専門の防虫業者にご相談ください。
5月
梅雨に備えて、排水口やためますの掃除をしましょう。5~6月はヒラタクイムシの活動時期です。ヒラタクイムシは熱帯から湿帯にかけて分布し、日本では関東以西、四国、九州に生息します。ナフタリン等を備えて防虫に心がけてください。この季節は温度が低いため、壁紙のはがれや塗装のはがれがありましたら直すのに良い時期です。
6月
天気の良い日は窓を開けて通風し、除湿・カビ防止につとめてください。
雨漏りや雨どいの破損を点検してください。
7月
梅雨があけたら、畳を上げて大掃除をしてください。保管していた網戸のほこりを落とし、破れていないか点検して、取り付けを行ってください。外部の塗装には最適な季節です。
8月
台風に備えて、住宅内外の点検を行ってください。特に、屋根、雨どい、窓、雨戸、排水溝などについて安全に注意の上、点検してください。
9月
網戸、雨戸や冷房機器のお手入れをしてください。屋根・雨どい・堀など、家の周りを点検し、破損箇所は早めに補修してください。
10月
台風で傷んだ箇所がないか点検してください。
落ち葉をこまめに掃除してください。ペンキの塗り替えに最適な時期です。
11月
暖房器具の準備・すきま風の防止・断熱材の活用などを行って、来る冬に備えましょう。
業者に依頼が必要な補修作業は、早めに手配し、当月中に済ませましょう。
12月
大掃除は、各部の点検をあわせて行ってください。前もって計画を立てておくと、スムーズにいくでしょう。凍害、雪害に備えましょう。