建て替え前の家が３５年経ち、６０歳を過ぎ、冬の寒さや夏の暑さに耐えられなくなったことと、妻が心不全で数年前に入院したことも家を建てるきっかけのひとつになりました。

 当初、地元の中堅ハウスメーカーや工務店を探していましたが、関西のヤマト住建さんに決めた理由は以下の７点です。

1. 北海道でも通用する気密性＋断熱性
2. どんな地震に対しても発揮する制振性
3. 住む人やペットに対する健康への思いやり
4. サッシや太陽光発電のメーカーが機能重視
5. 概算費用が分かり易いパッケージ仕様
6. 無垢材と見間違えてしまう、防水性の高い、無垢材そっくりの床
7. ＺＥＨ基準をクリアしている（ＺＥＨで130万円＋県の省エネ補助金を頂きました） 

制振装置、健康に対する気遣いと、ヤマト住建さんの場合は商品がパッケージになっているので価格の目安にもなり、これは便利だなと思いました。
他の会社は料金を全部積み上げて最終段階にならないと価格が分からないですが、本体価格が明確で、グレードを上げた時にもアップする金額が分かりやすかったこと、大幅に金額アップしなかったこともヤマト住建さんに決めた理由です。

ヤマト住建さんの営業担当の方から提案を頂きました。有難うございます。
なお、ＺＥＨ手続きは、すべてヤマト住建さんに対応して頂きました。

年金暮らしの直前に、光熱費ゼロは魅力です。実際に住むまでは、本当かどうか心配でした。

また、オール電化で、ガスも灯油も使わないのは安心です。ＩＨの火力は十分で、掃除が楽です。

もちろん省エネの補助金を頂けることも魅力でした。申請費が必要ですが、助かりました。

オール電化なのに、消費電力が3割程度削減できました。想像以上の気密性と断熱性です。
窓のほとんどが気密性が高い開き戸なので、防犯性も高いと思います。

営業の方も言われてましたが、玄関を開けた時にはシュワッと、密閉度の高さを感じさせる気密。すごいですね！

それに、お風呂上りにも結露は全然ないです。お風呂場の窓でさえ結露はないですよね。冬はほとんど鍋ですけど、室内の結露も全くありません。

他社は、アルミと樹脂の複合サッシタイプがほとんどで、外側の傷がつかないように…という説明をされましたが、樹脂＆樹脂のサッシで傷は全然気になりません。多少の傷はついているかもしれませんが、断熱を犠牲にしてまでアルミにする必要はないかなと思いました。樹脂にして良かったと思います。

冬暖かく、夏涼しく、家の外も中も明るく、木の温もりがあり、耐震性・制振性が高い家。
すべてクリアできました。

［気密性・断熱性］
内壁・外壁、床下、天井のすべてが断熱された魔法瓶断熱のエネージュＩＰＷ。真冬でも、高い気密性と断熱性により、素足で暮らせる暖かい家ということ。

月日がたつと劣化する材質など、断熱材についても調べました。 家を建てる前に、その性能を比較をすることは難しいですが、今回ヤマト住建さんを選んだことは、結果的に良かったというのが結論です。

［制振性］
大学教授がされている講習会にたまたま参加した時に、制振ダンパーの話を聞き、会社選びの際にも条件にしました。

建て替え前の家では、東日本大震災（2011.3.11）のとき、ものすごく揺れて、潰れるかと思いました。建て替え後、地震は何度かありましたが、つい最近の福島沖の地震（2016.11.22）の際は、１階では分かりませんでした。犬が吠えるから「これ地震だね」って気づき、２階にあがってみると、ゆーっくり揺れていました。

［吹き抜け＋シーリングファン］
土地が北側道路のため、日中は照明なしで暮らせるように吹き抜けにしました。

以前の家は普通の一軒家だったので天井も低く、家の前に建っているアパートも途中で形が変わったりして、明りがどこからも入ってきませんでしたが、今は吹き抜けから明るい光が入ってくるので、照明をつけずにいても室内は明るいです。

［床］
明るく暖かみがあり、木の温もりが感じられる床。床材の反りもありません。
船橋のモデルハウスで実際に使われていたのと同じものにしました。無垢材は傷もつくため、無垢材に見えるけど無垢材風の床材です。家に来た人は実は無垢材じゃないということに気が付きません。

［階段］
ワンコ・ニャンコと一緒に２階で寝ているので、段数を15段に増やしていただきました。
真冬の寒さを考えて、内階段にしています。

以前の家ではＵ字型の階段でしたが、１階の和室を減らしてリビングを広く、上り幅を小さくして階段の段数を増やし、荷物が運び易いように一直線の階段にしました。

［天窓］
階段の上に天窓を付けようと考えていたのですが、営業担当の方にアドバイスを受け、Fix窓をつけたら、十分な明るさを確保できました。

［キッチン］
クリナップの上位機種のキッチンにしようと考えたのですが、予算の面であきらめました。標準設備のクリナップで十分でした。収納力もたっぷりです。

カウンターテーブルはキッチン側が見えないように少し背を高くしています。

［収納］
家具が倒れて下敷きになるのは困るので、なるべく造り付けの収納にしました。
造り付けの収納にすることで綺麗に収まります。

［浴室］

標準設備のＴＯＴＯのユニットバスは広くて床が冷たくなく、快適です。前の浴室はタイルの浴室だったため、お風呂に入る時も寒いなと思っていました。

［照明］
すべての照明を白熱色にし、玄関の外内とトイレはセンサーを付けました。

［シャッター］
すべて電動にしましたが、音も静かで、窓を開け閉めせずに済むので、大正解です。

［防蟻対策（エコボロン）］
強い薬剤を使わないので体に優しく、でも効果は長持ち。欧米では常識です。

近年使っている薬品は大昔に比べるとあまり強い薬を使わなくなったとはいえ、やっぱり劇薬なのでできれば使わない方がいいなと思っていたところ、エコボロンの話がでてきました。

［ミクロスウォーター］
家全体の給水が浄化され、フィルター交換も２～３年に１度で済みます。

我が家は水を使う量が多いので３年はもたないと思いますが、２年に一度そのフィルター交換をすればいいというのは便利だと思っています。
以前も浄水器はキッチンの蛇口につけてはいましたが、家中、それこそトイレの水も浄水されていますし、ワンコ・ニャンコもこの浄化された水をいつも飲んでいるので体にはいいんじゃないかと思います。

初期費用が安くないのでとても悩みましたが、設置して本当に良かったです。

建て替え後１か月（１１月）、２か月（１２月）と、連続で「売電－買電」がプラスになり、ビックリしました。この冬の時期に最大出力の７０％も発電し、またまたビックリです。

これから暖かくなる季節を迎え、電気消費量が減り、発電が増えれば、「売電－買電」が月額１万円を超える月もあるのではないかと、今から楽しみです。

▲使用電力、余剰電力の伝票をいただきました

▲Ｔ様の1年間の経済効果

やはり業者選びです。自社製品を悪く言う業者はいないので、自分で調べて比較しました。

冬に温風ヒーターの灯油を、給油しないで済むことが一番です。
以前の家は断熱材も全くない家で、床もすごく冷たかったんです。ホットカーペットでいくら暖めても寒く、室温が6度になることもあり、灯油を月に何度も買いにいかなければなりませんでした。床暖房をつけようか考えていたぐらいです。
今は真冬でも室温が１５度あります。目標が１５度だったので、目標クリアです（笑）

季節の変わり目に、暖房器具等の出し入れが少なくなりましたし、大掃除が必要なくなりました。（キッチン全体、レンジ、窓など）

実際に住み始めてから１年経ちますが、高い気密性と断熱性で、暖かさ涼しさが逃げません。
床暖房も考えましたが、床下の断熱で十分です。結露も全くありません。

建て替え前の家では、年間３５万円の光熱費がかかっていましたが、建て替え後の家では、省エネの家・家電と、太陽光発電＋エコキュートにより、光熱費ゼロを実現したうえで、さらに年間で１０万円程度の「売電－買電＝おつり」が得られました。
したがって、太陽光発電の設置費用は、３年位で回収できそうです。

また、建て替え前は毎年２～３回風邪をひいていましたが、インフルエンザ予防を忘れたにもかかわらず、一度も医者に行っていません。これは、全館２４Ｈ空調(ガデリウス)と加湿器のおかげではないでしょうか。

断熱と制振と健康。この３つを兼ね備えているのはやはり、ヤマト住建さんだと思います。実際に住み始めてからも、その性能は真実だったと感じています。いろんな価値観があると思いますが、基本的には、今の売り方で、今の商品で充分だなと思います。

関西の会社さんで、いまは関東でも絶好調だとは思いますが、もっともっと有名になってくれると、住んでいる我々にとっても嬉しいなと思います。

家づくりは業者選びで決まります。業者選びは以下の手順で決めましょう。

1. 予算などから、大手ハウスメーカーか中堅ハウスメーカー・工務店かを決める
2. 新しい家でどのように暮らしたいか、具体的に考える ＝ ここが重要です。
3. ２に基づき、5～6業者のモデルハウスを見学し。2～3業者に絞る
4. 2～3業者に見積もりを提示してもらい、1業者に決める。